普通の車と同様、トラックも中古車市場は存在します。と言うことはトラックも買取時の査定はありますし、相場もあると言うことですよね。
ただ、トラックの買取や売却については、普通の中古車とは色々異なる点も多いです。
私もこの業界に入りたての時は商業用のトラックが、まさかこんなに高額で買取してもらえるとは思ってもいませんでした。そこでこの記事では、
- トラックの買取査定の相場
- トラックをなるべく高く売却する方法
について紹介したいと思います。最後まで読んでいただくことでトラックがなぜ、高額買取してもらえるのか!?また、買取金額を引き上げる方法なども理解することができるはずです。
ぜひ、お持ちのトラックを高く買い取ってもらいましょう。
トラックの買取査定の相場はどうやって決まる!?
普通の乗用車の場合は、まず年式や走行距離で車のランクが決まります。そして車に付いている、
- オプション(カーナビやドライブレコーダー等)
- 車の状態(塗装や内装の痛み具合)
などをチェックして最終的な査定額が算出されます。基本的には年式や走行距離で決まりますので、概算しやすいですし、買取価格に大きな変動はありません。
ところがトラックの場合は全く異なります。
トラックの場合、普通の乗用車のような査定のガイドラインが存在しません。理由は、
- トラックの価格
- メンテナンスの有無
- トラックの状態
によって買取額が大きく異なってくるためです。そもそもトラックと言っても平ボディやダンプ、ウイングなど形態が様々なので、新車価格に大きな幅があります。
そして走行距離がそれほどではなくても、メンテナンスを怠っている場合は、様々な箇所に問題が出てきます。逆に100万キロを走行しているトラックでも、メンテナンスがしっかり施されていれば、まだまだ使えると判断されるのです。
その為、トラックの買取相場は完全に需要と供給によって決まります。この車種でこの年式だといくらというわけにはいかないのが現状です。
トラックの買取相場の例
トラックの買取相場についてはお話した通りですが、実際の買取事例を見てみることで査定時の買取がイメージしやすくなるかもしれません。
そこで次は実際に買取の査定に出されたトラックの車種・年式・走行距離・買取価格を元に表へまとめましたので、あなたのトラックと比較してみてください。
車種 | 年式 | 走行距離 | 買取価格 |
---|---|---|---|
いすゞギガ | 平成12年式 | 754,791km | 250万円 |
日野デュトロ | 平成17年式 | 280,000km | 50万円 |
三菱ふそうファイター | 平成9年式 | 465,964km | 75万円 |
日野コンドル | 平成15年式 | 89,000km | 155万円 |
いすゞフォワード | 平成12年式 | 280,000km | 80万円 |
日野レンジャー | 平成12年式 | 59,230km | 90万円 |
いすゞエルフ | 平成21年式 | 110,000km | 140万円 |
三菱ふそうキャンター | 平成15年式 | 46,027km | 200万円 |
三菱ふそうスーパーグレート | 平成13年式 | 492,900km | 380万円 |
いすゞギガ | 平成10年式 | 9,999,999km | 165万円 |
日野レンジャー | 平成17年式 | 470,000km | 265万円 |
日野ビッグサム | 平成7年式 | 684,460km | 205万円 |
三菱ふそうキャンターガッツ | 平成9年式 | 89,500km | 20万円 |
日野レンジャー | 平成9年式 | 120,500km | 125万円 |
三菱ふそうファイター | 平成10年式 | 160,000km | 90万円 |
日野デュトロ | 平成11年式 | 62,000km | 78万円 |
三菱ふそうキャンター | 平成9年式 | 130,000km | 135万円 |
日野レンジャー | 平成14年式 | 106,000km | 313万円 |
日野コンドル | 平成3年式 | 49,000km | 60万円 |
トヨタダイナ | 昭和63年式 | 102,800km | 3万円 |
大体の相場は分かった!でも、うちのトラックは自走することが出来ない…。
そんな場合は買い取ってもらうことはできるのでしょうか!?
自走できないトラックでも売却する事はできる?
故障や事故などで自走できないトラックでも売却は可能です。
売却が可能な理由は、買取業者は車の状態に応じて、エンジンやトランスミッションなどの部品を取り外して再利用したり、あるいは修理をして売却することがある為です。
また、海外への販売ルートを持っている買取業者の場合、海外の顧客も持ち合わせています。特に日本のトラックは海外のトラックよりも性能が良いとされていますので、たとえ自走できないトラックだったとしても値段が付くのです。
しかも、大型車両は廃車の費用も高く付きますよね。
廃車の手続きを取る前に買取業者に相談してみることを強くオススメします。
トラックを高く売却する方法
トラックを高く売却するには複数の買取業者から見積りを取り寄せることが大事です。わざわざ実車に乗って買い取り店に行く必要も今の世の中ありません。
インターネットを利用して買取業者へ問い合わせし、定型フォームに必要な情報を書き込むだけで査定をしてくれます。
以下に実績のある買取店を紹介しておきますので、参考にしてみて下さい。
・面倒な手続きも全てお任せ!
・廃車寸前のトラックも買取OK!
・トラック以外にも重機・バスなども買取OK!
という事は需要と供給のバランスで、必然的にトラックが高額で買い取ってもらえる可能性が高いという事です。
・最大10社同時に一括査定の申し込みができる!
・愛車の査定相場が入力後すぐに分かる!
買い取りの王道 | https://www.kaitori-no1.com/ | ||
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トラックジャパン | https://www.truckjapan.com/ | ||
ラビット | https://www.e-rabbit.jp/ |
まとめ
今回はトラックの買取相場と高く売却する方法について紹介しました。中古トラックの査定は乗用車とは全く異なることが分かりました。要は、
- トラックの価格
- メンテナンスの有無
- トラックの状態
によって買取額が決まってくるというわけですね。
トラックの場合は、嬉しいことに30年落ちの車両でも価格が付くことがあります。そして走行距離が10万キロ超えなんて当たり前の世界です。
「うちのトラックはさすがに厳しいかもな〜」
と諦める前にぜひ、上記のトラック専門買取店にコンタクトを取ってみましょう。思ってもいなかった高額査定が実現するかと思います。