車一括査定サイトを利用して査定をすると下取りなどよりも高い金額で買い取ってくれます。
また、条件さえ合えばその場で買い取ってもらえる非常に便利なサービスです。
しかし、
そんな便利な一括査定サービスなのですが中にはトラブルもあります。
車一括査定におけるトラブルとは!?
車一括査定における主なトラブルとして挙げられるのが、
- 買取業者からの営業電話がしつこい
- 査定した際に中々帰ってくれない
- 再査定(二重査定)やキャンセル料を取られる
と言ったトラブルが過去に報告されています。
車を高く買い取ってくれる車一括査定サイトなのですが、こう言ったトラブルがあるのも事実です。
しかし、
これからお話しする対処法を知っておく事で未然に回避できると思いますので、ぜひ最後まで読み進めていただければと思います。
(1)買取業者からの営業電話がしつこい
車一括査定のサイトに申し込むと、早ければ10分以内くらいに電話連絡がくることがあります。
その為、
この営業電話を嫌うユーザーが非常に多いです。ただ、これには理由があって、業者もできるだけ早くいい車は自分のとこで買取たいという思いがある為なのです。
しかし、
私たちユーザーからすれば迷惑な話ですよね。
申し込んですぐに電話がかかってきたところで、すぐに決断することは出来ないですからね。
そんな場合は、対処法として、
と正当な理由を言って切るのがベストです。
しかし、
中には中々引き下がらなかったり、数日経ってから再度電話をかけてくる猛者もいます。
なので未然にこう言ったトラブルのキッカケを作らない対策も必要ですよね。
その対策の1つとして、
業者と直接やり取りをしなくても済む車一括査定サイトの利用という方法があります。
芸能人のローラさんがイメージキャラクターを務める「ユーカーパック」という車一括査定のサイトです。
ユーカーパックはトラブルの非常に少ない(私は聞いたことがありません)車一括査定としても有名です。
やり取りする業者はユーカーパック1社とだけなので、査定してくれる買取業社と面倒なやり取りしなくていいのです。
つまり、
「申し込み」〜「引き渡し」まで私たちはユーカーパックとだけやり取りをすればいいのです。
しかも非常に口コミや評判もいいのでオススメですよ。
(2)査定した際に中々帰ってくれない
買取業社の中には中々帰ってくれない業者もいたりするようです。
査定が終わり、納得できない査定額だったので断った…、のに「契約してくれるまで帰らない」、といった迷惑な業者もいるようです。
こういった業者からのトラブルを未然に回避する方法は、同じ日に複数の業者を呼び同時に査定させる!と言った方法が効果的です。
車買取業社は申し込んだ時点で、予めこちらの車の情報を握っていますので、「〇〇万円〜〇〇万円でなら買い取る」と事前に決めています。
その為、
他の業者とせり合わすことで「うちはこの金額では買い取れないな…」と勝手に思わせて辞退させていくのです。
中には思わぬ高額な査定金額を提示してくる業者もいますからね。
また、
同時査定が無理な場合は、「〇〇万円以上ならお願いしたいと思います」と相手が査定額を言ってきた後に言うのも効果的です。
決して始めに希望金額を言うのではなく後で言うようにしましょう!(後出しジャンケンですね)
このトラブルに関しては実際に申し込みして査定してもらってからじゃないと分からないので、やはり未然にとトラブルを回避するためには、先ほどのユーカーパックがとてもオススメなのです。
(3)再査定(二重査定)やキャンセル料を取られる
車一括査定サイトを利用して買取り業者に車を買い取ってもらったものの数日経った後、
と連絡が入る場合があります。そして、
こういうと、
と言われることもあります。
これがいわゆる再査定(二重査定)に関するトラブルの内容です。その他にも再査定に似ているケースがいくつかあります。
- 売却する車は中古車として購入、前オーナーの事故歴等は不明と伝えたものの、引き取り後に新しく事故歴が見つかったので減額
- 引き取り後に、トランクに凹みがあったので減額
- 引き取り後に、別の場所に新しい傷があったために減額
- 事故歴があると正しく申告をしたにも関わらず、思っていた以上に事故歴(修復歴)がひどかったので減額
- 車をぶつけたことがあると申告したが、その他の事故歴が判明したので減額
などこう言ったケース、実際にあるようです。
国民生活センターにもトラブルの相談が日々送られているようですので、車一括査定にはこういった事例があるということは知っておきましょう!
再査定トラブルにあった際の対処方法
では、再査定トラブルにあった際の対処法なのですが引き取り後の減額に対して売り手(お客さん)は必ず応じなくてはいけないのでしょうか!?
初めに、車の売買をする際に知っておかなくてはいけないこととして、「瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)」というものがあります。
これは自身の故意によりメーター戻しや事故歴、水没などを隠していた場合、売り手(お客)が責任を取らなくてはいけないというものです。
※瑕疵・・・法律上、なんらかの欠点や欠陥のあること
しかし、
- 先ほどの事故歴や水没などを査定の際に正しく申告している!
- 該当車両は中古車として購入した為、前オーナーの状況は知らない!
といった場合には、[瑕疵]には当たりませんので責任を取る必要はありません。
これは国民生活センターでもアドバイスしていることであるので、しっかりと覚えておくようにしましょう。
また、引き取り後の減額があったためにキャンセルを願い出た際、業者によってはキャンセル料の支払いを求められることもあります。
契約書に、「契約書に契約解除する場合は10万円払う」と書いていたとしても、必ずしもこの金額を払わなくてはいけないといったものではありません。
もし、車の買取り業者に引き取り後の減額を言い渡されたとしても毅然とした態度で臨みましょう!対処策としては、
- 国民生活センター(消費者生活センター)に早急にトラブルを相談する。
- 買取り業者が大手の場合は本社へ営業所と担当者の名前付きで苦情(トラブル)の問い合わせをする
しかし、
先にも書きましたが事故歴や水没していたことを知っていたにもかかわらず、それを隠していた場合は売り手が(お客)責任を取る必要があります。
なので、こういったトラブルを未然に防ぐためにも事故歴がある場合には包み隠さず申告しておくようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか!?今回は車一括査定でトラブルになった場合の対処法と注意点という事で紹介しました。
お金が絡んでくるとどうしてもトラブルは起きやすくなってしまいがちです。
だからこそ、あらかじめある程度想定しておく事で対処法が役に立ったり、未然に回避することが出来たりもします。
また、
査定のトラブルの中でもう一つ多いものとして「ローンに関してのトラブル」も報告されています。
これに関しては次の記事で詳しく解説してみました^^