インサイトはプリウスのパクリ?燃費比較や似てしまった理由

初代プリウスが発売されたのは1997年。そしてその2年後の1999年にホンダから発売されたのがインサイトです。どちらもハイブリッド車ですがその成り立ちは異なるものでした。しかし巷では、

「インサイトはプリウスのパクリでは!?」

という声もあります。そこで今回はトヨタ・プリウスとホンダ・インサイトについて見て行くことにしましょう。外見だけではなく、燃費の比較などについてもみて行くことにしましょう。

インサイトはプリウスのパクリ?

初代プリウスは3BOXの5人乗りセダンでした。一方、初代インサイトは2ドアクーペの2人乗りと、デザインやコンセプトがまるで違う車でした。

そして心臓部のハイブリッドシステムも、トヨタはエンジンとモーターを切り替えながら走る方式であるのに対して、ホンダは常にエンジンを始動させている方式でした。

全く異なる車だったわけですが、問題は2009年〜2014年まで販売されていた、二代目のインサイト。二代目インサイトは、初代の燃費だけを追求するコンセプトから、通常の小型車として使えるように5ドアハッチバックの5人乗りで登場したのです。そしてそのデザインは、

「お前さん、そりゃないだろう」

と言いたくなるくらい、二代目プリウスに酷似していたんです。

フロントやリアの造形はもちろん、サイドフォルムまでよく似ていたので、口さがない評論家からは「プリウスのパクリ」と揶揄(やゆ)されてしまったのです。

2018年12月から発売が開始された三代目のインサイトは、トランクリッドを持つ4ドアセダンに変更されたので、現在は全く異なるデザインとなっています。

ホンダ インサイトとは

三代目インサイトは先代とは異なり、4ドアセダンとして登場しました。パワートレインは2モーターのハイブリッドシステムと、1.5Lのガソリンエンジンの組み合わせです。

出力はエンジンが109PSを、モーターが131PSをそれぞれ発生します。グレードはLX、EX、EX・BLACK STYLEの3種類が用意されます。

いずれもFFのみのラインナップとなっていて価格は3,261,600円(税込)〜3,628,800円(税込)に設定されています。

トヨタ プリウスとは

四代目となるプリウスは先代から踏襲した5ドアハッチバックとなっています。パワートレインは1.8Lのガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムです。

出力はエンジンが98PSを、フロントモーターが72PSをそれぞれ発生します。4WDの場合はリアにもモーターが与えられ、7.2PSを発生させます。システム総合出力は122PSとなっています。グレードは、

  • E
  • S
  • S "ツーリングセレクション"
  • A
  • A "ツーリングセレクション"
  • Aプレミアム
  • Aプレミアム "ツーリングセレクション"

と細かく用意されています。最廉価版であるEグレードを除き、全車で4WD(E-four)の選択が可能となっています。価格は2,518,560円(税込)〜3,284,280円(税込)に設定されています。

インサイトとプリウスの販売台数状況

2019年1月の二車の国内での販売台数は、

  • プリウス:10,000台
  • インサイト:1,300台

となっています。インサイトの月間販売目標は1,000台ですから、目標を上回っていることになります。プリウスの10,000台には驚かされますが、じつは2009年以降このクラス(Cセグメント)の車で、販売台数がトップなのはプリウスなんですね。

インサイトとプリウスを比較(ボディサイズ、燃費、エンジン性能、安全性能)

ではここからはインサイトとプリウスを比較していきましょう。

  1. ボディサイズ
  2. 燃費
  3. エンジン性能
  4. 安全装備

などを順に見て行きたいと思います。

①ボディサイズ

インサイト
  • 全長:4,675mm
  • 全幅:1,820mm
  • 全高:1,410mm
  • ホイールベース:2,700mm
プリウス
  • 全長:4,575mm
  • 全幅:1,760mm
  • 全高:1,470mm(FF)/1,475mm(4WD)
  • ホイールベース:2,700mm

①−1車両重量

■インサイト:1,370〜1,390kg

■プリウス:1,320〜1,460kg

②燃 費

■インサイト:34.2km/L(JC08モード)

■プリウス:34.0km/L~39.0km/L(JC08モード)

③エンジン性能

インサイト
  • 1,496cc
  • 直列4気筒DOHC
  • 最高出力109PS/6,000rpm
  • 最大トルク13.7kgf・m/5,000rpm
プリウス
  • 1,797cc
  • 直列4気筒DOHC
  • 最高出力98PS/5,200rpm
  • 最大トルク14.5kgf・m/3,600rpm

③−1モーター性能

インサイト
  • 最高出力:131PS/4,000〜8,000rpm
  • 最大トルク:27.2kgf·m/0〜3,000rpm
プリウス
  • 最高出力:72PS(フロントモーター)7.2PS(リアモーター)
  • 最大トルク:16.6kgf・m(フロントモーター)5.6kgf・m(リアモーター)

④安全装備

インサイト
  • 安全運転支援システム「Honda SENSING」を全車に標準装備。
  • 標識認識機能
  • 後方誤発進抑制機能
  • オートハイビーム
  • 車線維持支援システム
  • 先行車発進お知らせ機能
  • 路外逸脱抑制機能
  • 渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
  • 誤発進抑制機能
  • 歩行者事故低減ステアリング
  • 衝突軽減ブレーキを備えている。
プリウス
  • 「Toyota Safety Sence」を全車に標準装備
  • オートマチックハイビーム
  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
  • レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御、ふらつき警報機能付)
  • プリクラッシュセーフティを備えています。

インサイトとプリウスどちらがおすすめ?

燃費だけ見てみるとプリウスの圧勝と言えそうですが、車は燃費だけで購入するものでもないでしょう。インサイト、プリウス共に車としての魅力があります。

それぞれおすすめ出来る車ですが、中でも特におすすめしたいグレードについて紹介しましょう。

インサイトのおすすめグレード

インサイトのおすすめグレードは「EX」です。

その理由は自動防眩ルームミラーとブラインドスポットインフォメーションが装備されているからです。いずれも後から取り付けることは出来ませんし、運転席8ウェイパワーシートやLEDフォグライトといった装備も魅力的です。

プリウスのおすすめグレード

プリウスのおすすめグレードは「A ツーリングセレクション」です。理由はブラインドスポットモニターが装備されていることと、17インチアルミホイールを履いていることです。

ツーリングセレクションは足回りを強化しているので、燃費は多少落ちますが、その分走りっぷりはかなり良くなっています。

まとめ

以上、インサイトとプリウスを比較してきました。先代とは異なりインサイトはなかなか魅力的なセダンに仕上がっていると思います。プリウスは昨年マイナーチェンジをしたばかりですからこちらも魅力は衰えていません。

車両価格はインサイトの方が高めですが、その分車格は上と言っていいでしょう。どちらを選んでも間違いのない車選びになると思いますよ。

お得に車を買い替えたい方は必見!

あなたは今まで、車を買い換えるときディーラー下取りに出してきましたか?実はそれ、確実に損しています

 

下取りではなく、買取専門店に売るほうが確実に高く売れるのです。私の愛車であるプリウス(8年落ち6.5万キロ)を査定したところ、54万円の値段がつきました。

 

ちなみに、下取り価格は21万円でした。

 

33万円UPです。

 

あなたも愛車を高く売って、お得に車を買い替えちゃいましょう。

車一括査定サイトおすすめランキングベスト5
ナビクル車査定
ナビクル車査定
たった45秒の入力で買取相場がすぐ分かる!

たった45秒あれば車一括査定が申し込みできる!

業界トップクラスの簡単申し込みが可能なのが、その名の通り「ナビクル車査定」です。

24時間どんな時でも短時間で車の一括査定依頼ができるのは、忙しい現代人にとって大きな魅力です。

業者からの連絡を待たずに、申し込み後すぐ査定の概算価格がチェックできるのも嬉しいポイント。

提携業者は現在49社(HPより計算)と大手企業に比べれば少ないですが、地方の買取店などとも多数提携しているため地方ユーザーにとっては心強いはず!

特徴
特徴①:入力する項目も少なく最短32秒の速さであなたの愛車を一括査定します
特徴②:中古車一括査定を考えるならまず利用しておきたいサイト
特徴③:他社で比較する際のベースとなる金額も一括して分かる
特徴④:早く車を売却したい人にはお勧めのサイト

 

カーセンサー
カーセンサー
カーユーザーならここは抑えておくべき!

参加企業数500社以上と圧倒的な提携ルートを持つカーセンサー

リクルートが運営しているだけあり、提携している買取業者は精査されているため安心して依頼が出来ます。

一般的な買取りでは敬遠されがちな改造車や廃車寸前の車にも強いと言われており、様々なユーザーの期待に応えてくれるはずです。

特徴
特徴①:中古車買い取り業界では最も有名な一括査定のサイト
特徴②:軽自動車~高級車、改造車や廃車寸前の車でも納得のいく一括査定が望めます
特徴③:中古車一括査定サイトの中で提携会社数も業界ナンバーワン
特徴④:90秒で簡単無料一括申込み
特徴⑤:買取り業者からの電話連絡を減らすことが出来る唯一の一括査定サイト

 

ユーカーパック
ユーカーパック
今までとは違う新しい形の車一括査定!

芸能人のローラさんがイメージキャラクターを務める人気急上昇中の新しいタイプの車一括査定です。

何と言ってもユーカーパックの最大のメリットは、車一括査定サイト利用時における業者とのやり取りを全てカットできるという点でしょう!

私たちはユーカーパックのスタッフとだけやり取りをすれば良いのです。

従来の一括査定のにありがちだった、申し込みと同時にたくさんの業者から電話が。。。というデメリットが無いのです。

特徴
特徴①:個人情報が買取り業者に流れないので、電話はユーカーパックからのみで安心!
特徴②:申込みを知ったと同時に愛車の買取相場が分かる!
特徴③:オークション形式の買取りなので入札買取額をチェックするだけ!
特徴④:提携している近所のガソリンスタンド等でやり取りが出来る

 

カービュー
カービュー
カービューはみんカラ運営の大手査定会社

車の情報サイトといえばここ、カービューでしょう。

新車や試乗の情報だけでなく、車一括査定に関してもしっかりとしたサービスを提供しています。

200社を超える豊富な買取業者から、最大8社まで同時見積もり。利用者はなんと400万人を超え、トップクラスの実績を誇ります。
入力にかかる時間はかんたん車査定ガイド同様、最短45秒。

特徴
特徴①:200社を超える豊富な買取業者から、最大8社まで同時一括見積もり。
特徴②:利用者が400万人超えで、トップクラスの実績!
特徴③:入力にかかる時間はかんたん車査定ガイド同様、最短45秒。
特徴④:スピーディーな一括査定依頼が実現できるので、忙しい人にもおススメ。
※何より多くのユーザーが利用しているという安心感があるのが良いですし、みんカラを運営している会社ということもあり、車好きならカービューはまず利用したいですね

 

ズバット車買取比較
ズバット
より多くの査定業者に申し込むならココ!

などバランスのとれた車一括査定会社です。

申し込みフォームへの入力も簡単でわかりやすく、最短1分で査定依頼が完了します。何より、下取りと比較した際の査定額アップ実績が優秀

平均で16万円アップしているほか、プラス10万〜30万未満というユーザーが4割を超えます。

ガリバーやビッグモーター、カーセブンなど安心の大手買取業車はもちろん、地域密着店とも多数提携しているのも魅力です。

特徴
特徴①:参加会社200社以上という豊富な優良一括査定サイト
特徴②:一度の申し込みで10社以上の一括査定を受けることができる。
特徴③:累計利用者数100万人を突破!
特徴④:年中無休でカスタマーサポートが受けれる

Twitterでフォローしよう

あなたにおすすめの記事