多くの企業や法人がカーリースを利用して商用車を調達しています。でも、どんなリース会社がいいのかわからないという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はおすすめのリース会社を紹介したいと思います。あわせて、
- カーリースの仕組み
- カーリースのメリットやデメリット
- カーリースが将来的にお得なのかどうか
について解説したいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてカーリースについて詳しくなってみましょう。
目次
商用車がリースできる業者
では早速、商用車をリースできる業者について、紹介したいと思います。3社ほど紹介するので、条件に合わせて選択すれば、最適の業者が見つかると思います。
オリックスビジネスカーリース(オリックス自動車株式会社)
オリックスビジネスカーリースはカーリース業界の最大手です。
管理する車両の台数は100万台を超えており、車両を大量購入することによって、リース料金を下げる努力をしています。
車種にもよりますが月間の走行距離は、
- 2,500km
- 2,000km
- 1,500km
- 1,000km
- 500km
から設定することが出来ます。契約期間は7年、6年、5年、4年、3年から選ぶことが可能となっています。商用車のリース料金はこちらです。
ダイハツ ミラバン(6年契約、月間走行距離:1,000km)
- ファイナンスリース(メンテナンスなし):月額13,608円
- メンテナンスリース(メンテナンスあり):月額20,196円
コスモスマートビークル(コスモ石油)
コスモ石油が展開する「コスモスマートビークル」ではメンテナンスパックを、
- 「ゴールドパック」
- 「シルバーパック」
- 「ホワイトパック」
の3段階から選択できます。そしてそれによって柔軟なプランを作成することが出来ます。石油会社ならではのサービスとして、メンテナンスパックに応じてガソリンの値引きをしてくれます。
月間の走行距離は、1,500km、1,000km、500kmの中から選べます。車種にもよりますが契約期間は7年、6年、5年、4年、3年、2年から選択できます。商用車のリース料金はこちらです。
トヨタ プロボックスバン(6年契約、月間走行距離:1,000km)
- ホワイトパック(メンテナンスなし) :月額25,920円
- シルバーパック(ライトメンテナンス):月額29,484円
- ゴールドパック(フルメンテナンス) :月額33,588円
カーリース(ニッポンレンタカー)
レンタカー最大手のニッポンレンタカーでもリースサービスを提供しています。注目されるのはレンタカーとカーリースを組み合わせた「コンビネーションプラン」でレンタカー事業を展開するニッポンレンタカーならではのサービスと言えるでしょう。
年間を通じて必要な車はリース契約を結んで、繁忙期など特定の期間はレンタカーで賄うといった使い方が出来ます。リース料金や契約期間などは全て問い合わせとなっているので、詳細はわかりませんでした。興味のある方は以下のサイトにアクセスしてみましょう。
商用車リースの仕組みとは!?
カーリースの仕組みは商用車を購入せず、リース料金を毎月支払うことで長期間、商用車を貸してもらう仕組みです。数時間から数日程度のレンタカーとは異なり、数年間の使用を前提としています。
カーリースではリース会社が商用車を用意します。そのため、
- 車検証の使用者欄には利用者の名前
- 所有者欄にはカーリース会社の名前
が記載されることになります。また、レンタカーではナンバーが「わ」ナンバーとなりますが、リース車両のナンバーは通常の車と変わりません。
商用車をリースにするメリットとデメリットとは!?
商用車をリースにする場合にはメリットとデメリットが存在します。これを理解した上でカーリースにするのか、購入するのか判断しましょう。商用車の使われ方は千差万別です。
商用車をリースにするメリット
①初期投資が必要ない
商用車を購入するには資金を用意しなければなりません。現金で購入すれば現金の流出ということになり、ローンで購入したら買掛金が増加してしまいます。
カーリースは頭金不要で、月々の利用料を支払うだけですみます。
②節税になる
商用車を購入すると資産として計上する必要が出てきます。資産として計上されると固定資産税がかかることになりますが、カーリースを利用するとリース料金をすべて経費として処理することが可能になります。
③諸経費が安定する
商用車を購入すると車検時にはお金を用意しなければなりません。消耗品の交換も必要ですが、これにもお金がかかることになります。しかし、メンテナンスリースで商用車を借りればこれらのお金が必要ありません。
商用車をリースにするデメリット
①月々の支払額が高額
ローンで購入した場合よりも月々の支払額が高額になります。これはメンテナンス料金などが上乗せされているためで仕方ありません。
②中途解約は不可
契約中に商用車が不要になっても解約することは出来ません。もしどうしても車を返したいとなると、高額の違約金が発生することになります。そのため3年以上の長期契約を結ぶ際には、よくよく検討するようにして下さい。
カーリースは長い目で見るとどちらがお得なのか!?
法人がカーリースで商用車を調達する場合は、デメリットよりもメリットの方が勝っていると言えそうです。支払総額のみを見れば購入した方が安いのは確かです。ですから長期的に使用する予定なら購入した方がいいかもしれません。
しかし、数年で定期的に車を入れ替える場合は、カーリースの方がお得になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。商用車をリースにするメリットとデメリットについて解説致しました。商用車は乗用車よりも長く使われるのが普通ですので、数年で定期的に入れ替えるケース以外では購入した方が安上がりかもしれません。
そのためリースで商用車を調達する場合はよく検討することが大事です。自社の事情に合わせた選択をしましょう。