この記事ではミラージュの買取価格・査定相場について紹介しています。
三菱の現行「ミラージュ」はコンパクトカーとして復活を遂げたモデルです。三菱車の中でも世界戦略車に位置付けられています。
三菱のかつてのミラージュといえば、ハッチバック以外にも、
- ハッチバックセダン
- クーペ
- ステーションワゴン系
のモデルがラインアップされた時代もありました。5代目ミラージュが2000年に廃止されて以来、約10年ぶりに現行ミラージュとなって復活!
5ドアハッチバックモデルのコンパクトカーとして生まれ変わりました。
また、フィリピンではセダンモデルのミラージュG4もラインアップされるなど、独自の展開を見せているモデルです。
目次
ミラージュの買取価格・査定相場
流通量の少ないミラージュは買取実例の掲載も少なく、相場を掴むのに苦労するかもしれません。
タイプ・年式 |
走行距離 |
査定金額 |
---|---|---|
ZR(1998年式) |
4.5~5万km |
10万円 |
サイボーグZR(1998年式) |
7.5~8万km |
16万円 |
グレード不明(2012年式) |
2万km以下 |
45万円 |
グレード不明(1996年式) |
不明 |
10万円 |
前型もそうなのですが、現行モデルの買取実例もあまり掲載がありません。
中古車での流通量を見ても、販売年数の割に全体の流通量も多くないのが実情です。
残念ながら、ミラージュの人気を表した結果と言えるでしょう。
ミラージュを高く売るためには?
(1)査定額は期待できない。。。
売却を検討しているミラージュ、多くは2012年以降の現行モデルと思われます。
現代のニーズに適したコンパクトカーということで、車自体を見ると需要があるように思われます。しかしながら、実際の販売台数はあまり奮わない結果に。。。2012年度内の目標販売台数30000台に対し、実際の販売台数は15000台強となったことからも、予想を大きく下回る売れ行きだったと言えますね。
三菱のミラージュ、一時はCMなどでも耳にする名前でしたが、思ったほど知名度や人気が上がっていません。
査定では単純に、人気の低さが足を引っ張って買取額は厳しいものとなるでしょう。
市場ではそこまで出回っていませんが、希少性は人気があってこそのもの。ミラージュはそれがなく、そもそものポテンシャルが低いと言わざるを得ないのです。
(2)状態が良くても期待薄
人気ジャンルのコンパクトカーは、ニーズはあるものの在庫が溢れているのが現状。。。そのため状態次第では、買い叩かれる場合も少なくありません。
逆に言えば、状態の良いモデルは重宝されるということ。
しかしミラージュの場合、ミラージュそのものの評価が低すぎますので状態の良さ云々ではどうしようもない部分が多くなってしまうのです。
売る側にとっては不利な要素ばかりのミラージュですが、買う側から見るとお得とも言えます!
(3)三菱のブランドイメージ低下も影響するか
三菱車を売るにあたり、避けて通れないのが燃費不正問題によるイメージ低下です。
幸いミラージュは不正対象車ではなかったのですが、それでもブランド全体の印象ダウンは否めません。つまり、三菱車というだけで評価が下がる危険性も否定できないということ。
ようやくリコール隠しの影響が薄れてきた矢先だったので、ユーザーとしてはかなりの痛手でしょう。
まとめ:ミラージュ売却時のポイントは?
人気にあやかることができないので、少しでも新車に近いうちに手放すしかありません。
状態が悪い場合は、乗り潰すのも1つの方法。世界戦略車ということで、海外でも販売されているミラージュなのでそういったルートに強い業者と話をしてみるのも良いかもしれませんね。
雨の日や決算期、買取にまつわるキャンペーンなど様々手法を駆使しても、かなり難しい結果になるでしょう。