この記事ではekワゴンの買取価格・査定相場について紹介しています。
日常の足として大活躍する三菱ブランドの「ekワゴン」は、日産との合弁会社NMKV開発のモデルとなります。ekワゴンといえば三菱から販売される軽自動車ですが、3代目からは日産・デイズと姉妹車となります。
日産と三菱は軽自動車事業の提携を行なっており、その第1号となるのがデイズ&3代目ekワゴンなのです。
そして現行型となる3代目は、
- トールワゴンのワゴン・カスタム
- スーパーハイトワゴンのスペース
- スペースカスタム
がシリーズとなります。
ekワゴンの買取価格・査定相場
実際の買取価格を知っておくと、商談を進めるのに有利になります。
ekワゴン及びスポーツの買取実例がこちらです。
タイプ・年式 |
走行距離 |
査定金額 |
---|---|---|
M(2008年式) |
4~5万km |
10.1万円 |
G(2011年式) |
0~1万km |
25.5万円 |
M Xパッケージ(2001年式) |
2~3万km |
22.1万円 |
MX(2013年式) |
1~2万km |
38.6万円 |
MS(2010年式) |
6~7万km |
14.7万円 |
スポーツR(2006年式) |
4~5万km |
12.7万円 |
スポーツ ベースグレード(2003年式) |
4~5万km |
25.5万円 |
スポーツRS(2003年式) |
8~9万km |
8.5万円 |
スポーツX(2010年式) |
5~6万km |
5.2万円 |
スポーツ4WD R(2003年式) |
8~9万km |
21.3万円 |
中古車での流通は、3代目より古いモデルとなっています。
現行モデルに関しては、デイズの方が先行していることもあってそこまでの流通ではありません。。。といってもグレード体系や内外装の見た目、内容はデイズとの相違点も多く、差別化も図られています。
ekワゴンを高く売るためには?
(1)現行型は燃費不正の影響あり?
デイズ及びekワゴンといえば、記憶に新しいのが燃費不正問題。
大々的に取り上げられ、ニュースでも連日放送されました。燃費性能は最大で16%の剥離ということで、圧倒的な低燃費に惹かれて購入したユーザーにとってはショックだったでしょう。
市場相場にも影響を与えたとされるこの騒動の一件以来、中古車でのekワゴンの価格がかなり下落しているとネット上でも話題になっていました。 1、2年落ちの新しい車をかなりの安値で買える。
車に乗れれば良い、乗り潰す層にとってはかなりお得感が高いのですが、売却する側となったら真逆の状態です。
通常現行型であれば、状態さえ良ければ高額査定も夢ではありません。特にトールタイプの軽自動車はニーズが高く、中古車市場でも人気なわけです。
しかし、
不正問題があってデイズやekワゴンのイメージはガタ落ちに。 特に製造を担当していた三菱の責任が問われる事態となり、過去のリコール隠しの件もあってブランドイメージの低下は間逃れない状態となっています。
以前の騒動時も、やはり三菱車のイメージはダウンし査定価格に影響を及ぼしました。
車自体は完成度の高いモデルが多いにも関わらず、問題が続く三菱モデルはekシリーズに関しても、信頼性の面でどうしても難しい結果が多くなってしまいそうです。
(2)初代と2代目も難しい
騒動は関係のない初代と2代目ですが、こちらはそもそもの評価があまり高くないのでどのみち厳しい査定結果となるでしょう。
車自体は実用性の高いモデルですが、再販価値を維持するパワーがありませんのでトールタイプの軽自動車は正しく激戦区。
タントシリーズ、N-BOXシリーズの牙城を崩すのは、古いモデルのekワゴンでは難しいでしょう。
まとめ:ekワゴン売却時のポイントは?
とにかく良い状態のうちに、早く手放すことでしょう。
新しい現行型でさえも不利な状況下に置かれていますのでユーザーの頑張りではどうしようもない部分が多く、あとは距離が伸びないうち、傷や汚れ、疲労が多くならないうちに売却するしかないでしょう。