2011年に世界で初めて量産型電気自動車として登場した日産リーフ。2017年10月にフルモデルチェンジされ、航続距離が大幅に伸ばされました。
と気になっている方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、
- 日産リーフの充電方法
- 日産リーフの充電時間
などについて紹介したいと思います。日産リーフが気になっている方には、耳寄りな情報ですから、ぜひ参考にして下さいね。
日産リーフの充電方法について
出典元:https://www3.nissan.co.jp/
日産リーフの充電方法は「普通充電」と「急速充電」の2種類あります。それぞれ充電ポートが異なり、右側の③のオレンジ色のポートが「普通充電」で、左側の①の灰色のポートが「急速充電」となっています。
ちなみに②は充電ポートライトになります。
この内、日産のディーラーやショッピングモールなどに設置してあるのは、急速充電用のスポットです。
出典元:https://www3.nissan.co.jp/
つまり街中で使うことになるのは左側の灰色のポートということになります。
日産リーフの充電時間はどれくらい?
出典元:https://www3.nissan.co.jp/
日産リーフの充電時間は「普通充電」と「急速充電」では違います。蓄えられる電気の量も異なるので注意が必要です。
また「普通充電」には標準の3kWの普通充電器の他に、オプションで6kWの普通充電器が用意されています。
日産リーフの普通充電
標準で搭載されてる3kWの普通充電器を使用をした場合、電気を0から満タンにするのに約16時間かかります。これはリーフに搭載されている電池の容量が多いためですが、それでも時間がかかりすぎます。
そこで日産ではオプションで6kWの普通充電器を用意しています。6kWの普通充電器で充電すると充電時間は半減します。つまり満タンにするまで約8時間で済むようになります。
ただし6kWの普通充電器はオプション価格が10万8000円と高めなうえ、給電用コンセントを屋外に設置するのに25〜30万円の費用がかかります。
日産リーフの急速充電
街中のスポットで急速充電を行う場合はフル充電は出来ません。電池容量の80%までの充電となり充電時間は約40分かかります。
ただ80%の充電でも220kmは走行可能ですから十分ですよね。注意したいのは急速充電を繰り返していると電池が劣化してしまうことです。
満タンでの走行距離はどれくらい!?
出典元:https://www3.nissan.co.jp/
日産リーフの実際の走行距離はどれくらいなんでしょうか。燃費ならぬ電費をチェックすることにしましょう。
グレード | カタログ電費 | 街乗り電費 | 郊外電費 | 高速電費 | 平均実電費 |
---|---|---|---|---|---|
G(FF) | 10.0km/kWh | 8.2km/kWh | 8.1km/kWh | 7.6km/kWh | 7.9km/kWh |
日産リーフのカタログには、
- 「WLTCモード:322km」
- 「JC08モード:400km」
と記載されています。しかし実際の走行可能距離は220km〜240km程度です。夏場にエアコンを効かせるなどした場合は200kmを切ることもあり得ます。
日産リーフ燃費については以下で詳しく説明しましたので参考にしてみて下さいね。
まとめ
以上、日産リーフの充電方法や充電時間、実際に走行できる距離などについて見てきました。要約すると次のようになります。
- 日産リーフの充電方法は「普通充電」と「急速充電」の2種類がある。
- 日産リーフの「普通充電」の充電時間は0からだと16時間かかる。オプションの6kWの普通充電器を使用すれば8時間に短縮される。
- 日産リーフの「急速充電」は電池容量の80%まで可能で約40分かかる。
- 日産リーフの実際の走行距離は220km〜240km程度。エアコンを多用した場合は200kmを切ることもある。
日産リーフは街中で使う分にはいい車ですが、遠出や毎日の通勤に使うには航続距離が厳しいかも知れませんね。先代と比較すれば飛躍的に距離は伸びているものの、まだまだ改良が必要なのかもしれません。
そんな日産リーフの年間維持費については次の記事で詳しく解説しましたので参考にしてみて下さいね。