こう思われている方もいるのではないでしょうか。日産リーフは手の届く電気自動車として登場しました。最近ではさらに航続距離が長い「e+」が追加設定され、より実用的になったことで気になる人も増えているようです。
そこで今回は日産リーフの年間維持費についてご紹介したいと思います。リーフは電気自動車ですのでガソリン代はかかりません。
そのかわり電気代がかかるわけですが、どれくらいかかるのか知りたい方も多くいらっしゃるはずです。ぜひ最後まで読んで頂き日産リーフの維持費について詳しくなってみましょう。
ちなみに以下の記事では日産リーフの燃費(電費)について紹介しました。
目次
日産リーフの年間維持費はどれくらい!?
日産リーフの年間維持費ですが維持費の内訳としては、
- 電気代
- 税金
- 任意保険
- 駐車場代
などがかかってきます。これはガソリン車と同じですよね。では、具体的にどれくらいの維持費がかかってくるのかについて見ていきましょう。
日産リーフの電気代
日産リーフの平均実電費は7.9km/kWhです。電気代を1kWh13円として年間1万キロ走行すると以下の数値が導き出されます。
「1万キロ走行」÷「7.9km/kWh」×「1kWh:13円」=16,456円
ガソリン代よりもずいぶん安いことがわかりますね。
日産リーフの税金関連
税金は毎年払う自動車税と車検の時にまとめて払う自動車重量税がかかります。日産リーフの税金は、
- 自動車税:29,500円
- 自動車重量税:1年あたり12,300円
かかりますので、1年間で支払う税額は41,800円ということになります。
日産リーフの保険関連
日産リーフの保険料は自賠責保険と任意保険がかかることになります。まず、新車購入時に3年分支払う自賠責保険は39,120円です。1年あたり13,040円ということになります。
任意保険は条件により異なりますが、車両保険を付けると年間約65,000円くらいになるかと思います。日産リーフの保険関連で支払う保険料は、年間約78,040円ということになります。
日産リーフのその他の維持費
日産リーフは電気自動車です。
その為、駐車スペースに充電設備を設けることが必要になります。普通の月極駐車場には充電設備を設置できません。また集合住宅も難しいでしょう。
そうなると自宅の駐車スペースに充電設備を設置することが大前提となってきます。つまり駐車場代は無料ということになります。以下の記事でプリウスPHVの充電設備について解説しましたので参考になるかと思います。
日産リーフの年間維持費をまとめると
以上、日産リーフの年間維持費をまとめると以下のようになります。
- 電気代:16,456円
- 税 金:41,800円
- 保 険:78,040円
- 駐車場:自宅前提なので無し
合 計:136,296円
ではそんな電気自動車の日産リーフなのですが、ハイブリッド車でおなじみのトヨタのプリウスと比較するとどっちがお得なのか気になりませんか?
次はプリウスと日産リーフを比較してみました。
ハイブリット車と比較するとどっちがお得!?
日産リーフとトヨタプリウスではどちらがお得なのでしょうか。比較してみましょう。
トヨタ プリウスの年間維持費
- ガソリン代:1万km ÷ 実燃費 26.0km/L × 125円/L = 48,077円
- 税 金:自動車税39,500円 + 自動車重量税12,300円 = 51,800円
- 保 険:自賠責保険13,040円 + 任意保険65,000円 = 78,040円
- 駐車場:月8,000円 × 12ヶ月 = 96,000円
合 計:273,917円(自宅なら177,917円)
日産リーフの年間維持費は136,296円ですから、維持費から見るとトヨタプリウスは日産リーフに敵いません。特に差がついたのは燃料代ですね。
ちなみに以下の記事ではプリウスの年間維持費について紹介しましたので比較の際の参考にしていただければと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は日産リーフの維持費について見てきました。エンジンがないと維持費がここまで安く済むんですね。驚きました。
でもよく考えてみればエンジンがなければエンジンオイルや冷却水の交換は必要ありません。これは大きな違いです。
また、電気自動車はガソリン車と比較すると部品点数が少ないので、それだけ故障のリスクも下がることになります。
充電設備の設置に初期投資が必要ですが、一度設置すれば他のメーカーの電気自動車に買い替えても使用することが出来ます。どうやら徐々に電気自動車への移行が現実味を帯びてきたようですね。