などガソリンランプって何気に疑問だったりしますよね。軽自動車にかかわらずこのガソリンランプですが名称は、「燃料残量警告灯」と言います。
一般には「給油ランプ」や「ガソリンランプ」と呼ばれてますよね。もしかすると走行中に点灯してハラハラしながらガソリンスタンドを探した経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は軽自動車の「燃料残量警告灯」が点灯してから、どれくらいの距離を走行出来るのか調査しました。実際の車種を上げて具体的に見ていきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
目次
軽自動車のガソリンランプが点灯!何キロ走る事ができる?
軽自動車に限らずガソリンランプが点灯してから走行できる距離は、一昔前には50kmと言われてきました。ですがこの距離、現在の車には当てはまらなくなっています。
それは一昔前とは比較にならないほど車の燃費が向上したためです。特に軽自動車の燃費は優れていて、ハイブリッド車に迫る距離を走ることが出来ます。
それでは実際に軽自動車代表としてダイハツ・タントのFF車で見ていくことにしましょう。
一般道の場合
ダイハツ・タントのFF車はガソリン残量が6Lになると警告灯が点灯しますので、これに実燃費をかければ走行距離がはじき出せます。
市街地での平均実燃費は18.5km/L
18.5km/L×6L=111km
ということになりますのでガソリンランプ点灯後も走行可能距離は約111kmは走れると言う計算になります。かなりの距離を走行できるんですね。
高速道路
ダイハツ・タントの高速道路での平均実燃費は24.9km/Lですので、ガソリンランプ点灯後の走行可能距離は、
24.9km/L×6L=149.4km
ということになります。相当な距離を走行することが可能ですが、万が一高速道路上で止まってしまうと非常に危険です。給油できるサービスエリアまでの走行に留めましょう。
軽自動車のガソリンランプが点灯時どれくらい燃料が残ってる?
軽自動車に限らずガソリンランプが点灯した時のガソリン残量は車の取扱説明書に記載されています。参考までに軽自動車各車のガソリン残量を載せておきますね。
メーカー | 車種 | ガソリン残量 |
---|---|---|
ダイハツ | タント | 2WD:6L/4WD:5.5L |
ダイハツ | ムーヴ | 2WD:4.5L/4WD:5.5L |
スズキ | アルト | 2WD:5L |
スズキ | ラパン | 2WD:5L |
ホンダ | N-BOX | 2WD:4L/4WD:3.7L |
ガソリン切れの予兆とかある!?
ガソリンが少なくなってくるとアクセルを踏んでも加速しなくなります。車体もギクシャクし始め徐々に速度が低下していき、最後には停車することになります。
ガス欠になると車の各部にダメージを与えてしまいます。具体的に言うと、
- スターターモーターの寿命低下
- インジェクター
- 燃料ポンプ
- バッテリー
などに悪影響を与えることになりますのでガソリンランプが点灯し始めたら出来るだけ早めに給油を行うことをオススメいたします。
しかし、場合によっては給油したくてもガソリンスタンドがない場面もあるかもしれません。そんな場合の対処法をいくつか紹介したいと思います。
ガソリンがなくなってしまった祭の5つの対処法
ガソリンランプ点灯後、ガス欠で止まってしまった場合にはどのように対処すればいいのでしょうか。ここからは具体的な対処法を見ていきたいと思います。対処法は概ね5つあります。
1車を揺らす
安全な場所に車を駐車して車を揺すってみて下さい。
軽自動車の場合、案外揺らすことができます。揺らすことで走行中に偏っていたガソリンが、燃料ポンプに流れ込みエンジンがかかることがあります。
走り出したら直ちにガソリンスタンドに急行する様にしましょう。
2しばらく待つ
しばらく待ってからエンジンをかけるとかかることがあります。これは燃料タンク内で気化していたガソリンが液体に戻るためですが、その量は雀の涙ほどしかありません。
その為、エンジンが仮にかかったとしても再びエンストを起こす可能性が大です。
3家族や友人に助けを求める
携帯で家族や友人と連絡を取って助けを求めるのも手です。車で来てもらう時は灯油ポンプと2Lくらいの空のペットボトルを持って来てもらいましょう。
ガソリンを分けてもらえば自走してガソリンスタンドに行くことも出来ます。
4ガソリンスタンドで携行缶を借りる
徒歩圏内にガソリンスタンドがある場合は、携行缶を借りて給油する方法もあります。最低限のガソリンを入れたら、携行缶を返してから給油に向いましょう。
仮に車に空のポリタンクなどがあっても、今のガソリンスタンドはガソリンを売ってくれません。
5ロードサービスに連絡する
高速道路上でのガス欠や上記の1〜4までの方法が使えない場合は、JAFなどのロードサービスに連絡して下さい。
いささか高いように思われるかもしれませんが、特に高速道路上では事故につながる危険性が大きいので、お金を渋っている場合ではありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は軽自動車のガソリンランプが点灯してからの走行距離について見てきました。今の軽自動車なら点灯してからでも100km以上走行できるんですね。これは驚きでした。
ただガソリンは少なくても5割はタンクに入れた状態をキープするように心がけましょう。いつ何時遠出をすることになるのかわかりませんからね。