「あれ!?プッシュスタート押したのにエンジンがかからない!」
「エンジンがかからない理由は何!?対処法は!?」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?一度使うと便利で手放せなくなるのがプッシュスタート方式の車です。スマートキーを身に着けておけば、直ぐに車に乗り込んで走り出すことが出来ますよね。
そんなプッシュスタート方式ですが、時にエンジンがかからなくなることもあります。そこで今回はプッシュスタート方式の車でエンジンがかからない場合の理由や対処法について紹介したいと思いますのでぜひ参考にしていただければと思います。
目次
プッシュスタート出来ない時に確認する項目と対処法
スマートキーを身に着けているのにプッシュボタンを押してもエンジンがかからないことがあります。そんな時は慌てずに次に紹介する項目をチェックするようにして下さい。必ずどれかに当てはまるはずです。
確認1:ギアがパーキングに入っているか
プッシュスタートの車では、ギアがパーキングに入っていないとエンジンはかかりません。きちんとパーキングに入れましょう。ギアがパーキングに入っている場合は次の項目をチェックしましょう。
確認2:ブレーキを強く踏んでいるか
ギアがパーキングに入ってあるのを確認したら、ブレーキをしっかり踏んで、プッシュボタンを押しましょう。ブレーキの踏み方が甘いとエンジンはかかりません。
ブレーキをしっかり踏んでいるのにかからない場合は、次の項目をチェックしましょう。
確認3:ハンドルがロックしていないか
ハンドルがロックした状態だといくらプッシュボタンを押してもエンジンはかかりません。そんな時はハンドルを左右に振ってみて下さい。ハンドルのロックが外れれば、エンジンがかかるようになります。ハンドルのロックが外れているのに、エンジンがかからない場合は、次の項目をチェックすることになります。
確認4:スマートキーの電池が切れていないか
プッシュスタート式の車はスマートキーと車が電波で交信し確認を行っています。そのためスマートキーの電池が切れると車は確認することが出来なくなり、エンジンがかからないということになります。
ただしドアが正常に開く場合は望みがあります。スマートキーをプッシュボタンに押し付けてボタンを押してみて下さい。なんとかかかるはずです。スマートキーの電池は数百円で手に入りますから、直ちに電池を交換するようにして下さい。
スマートキーの電池は100円均一等でも購入できますが、その際電池の形式や型番を間違えない様にしましょう。また、ディーラーで電池の交換をする場合は500円程度掛かりますが、自分で交換するのが不安だという方はディーラーに任せるというのも一つの手です。
プッシュスタートの車で気をつける事
プッシュスタートの車で気を付けなければいけない事はいくつかありますので順に確認してみましょう。
スマートキーを車内に置いていたらロックされてしまった
スマートキーの電池が切れかけた状態で車内に置いておくとドアがロックされてしまいます。じつはスマートキーのトラブルではこれがトップなんです。
エンジンの切り忘れ
これも多いトラブルです。従来のイグニッションキーではキーを抜けばエンジンが止まりました。プッシュスタートの場合、エンジンを切ってから降りないとエンジンはかかりっぱなしになります。
笑えない話ですがそのまま旅行に出かけた人がいるそうです。旅行中、ずっとエンジンがかかっていたとか笑えないですよね…。
ともかくスマートキーの電池切れだけは起こさないようにしましょう。電池の寿命は2年ほどは持ちますが、念のため毎年交換した方が無難です。最近の車は静かですが、タコメーターを見ればエンジンがかかっているかどうかは分かりますので、降車する時はエンジンの切り忘れに注意しましょう。
プッシュスタート車でバッテリー上がりした際の対処法
プッシュスタート方式ではバッテリーの電圧が低くなると、エンジンがかからないような回路になっている車もあります。イグニッションキー方式ではなんとかセルを回してくれますが、プッシュスタート方式では早々に諦めてしまうわけです。
バッテリーが上がった場合の対処は、従来の車と同じです。
- 日本自動車連盟(JAF)を呼ぶ
- 加入している保険会社のロードサービスを利用
- ディーラーに電話をする
以上の方法しかありません。プッシュスタート方式の車は3年毎にバッテリーを交換した方が安心です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。プッシュスタートの車は便利ですが気を付けなければならないポイントもあります。特に気を付けていただきたいのはバッテリーです。車のバッテリーとスマートキーのバッテリーの両方に気を配る様にしましょう。
- 車のバッテリー:3年毎
- スマートキーのバッテリー:1年毎
に交換するようにしましょう。以上スマートキーとエンジンの関係について紹介しました。