車にとって極めて重要なパーツはいくつかありますが、タイミングベルトはその1つに数えられるでしょう。

もしも仮に、走行中に切れてしまうと、車は走ることが出来なくなり、ゆっくりとですが止まってしまいます。

一般道ならまだしも高速道路で止まってしまったら大事故に繋がりかねません。

そこでこの記事では、タイミングベルトについて色々紹介しています。とても大事なお話ですので、どうぞ最後までお読みになって下さい。

タイミングベルトとは?

そもそもタイミングベルトとは何でしょう!?

タイミングベルトとはエンジンのイグニッション(点火)や、バルブ開閉などの「タイミング」に関わる部品のことを指します。

※「カム・ベルト」と呼ばれることもあります。

形状はベルトと呼ばれる通り一本の繋がった帯状をしています。そしてタイミングベルトはクランクシャフトとカムシャフトをプーリーを介して繋いでいます。

これは*クランクシャフトと*カムシャフトの回転を同期させるためで、タイミングベルトが切れてしまうとエンジンは停止してしまいます。重要な部品であることがおわかりいただけると思います。

※クランクシャフト
ピストンの往復運動を回転力に変えるためのシャフト(軸)
引用元:wikipedia
※カムシャフト
バルブを開閉する各気筒のカムをまとめて1本に備えているシャフト(軸)
引用元:wikipedia

タイミングベルトが切れる原因は何!?

それではどうしてタイミングベルトが切れてしまうんでしょうか!?タイミングベルトはゴムで作られている部品です。ですから経年劣化で脆くなってしまいます。

一方、常に動力がかかって高速回転をしているので、ある時耐えられなくなると「プツン」と切れてしまうのです。

では、そんなタイミングベルトの寿命はどれくらいなのでしょうか?

タイミングベルトの寿命は!?

タイミングベルトの寿命は10年、もしくは10万キロとされています。

  • 走行距離・・・10万キロ(目安)
  • 耐用年数・・・10年(目安)

ですがあくまでも目安です。7〜8年もしくは7〜8万キロで切れてしまうこともあるので要注意です。

タイミングベルトは切れてしまってからでは手遅れということになりかねませんので、切れる前に新品に交換しておくべき部品ということになります。

タイミングベルトの交換時期はいつ!?

走行中にタイミングベルトが切れると車は止まってしまいますが、同時にエンジン内部に深刻なダメージを与えることもあります。

最悪の場合、修理不能となり、エンジンを交換するしかなくなることもあるほどです。そうならないためには適切な時期に交換したいものですが、じつは車検の検査項目にタイミングベルトは入っていないんです。

それでも車検に出した際、整備士からタイミングベルトの交換を勧められることがあります。これは、

  • 耐用年数が来ている
  • 整備士の経験から、交換しておいた方がいいという判断

のどちらかになると思いますので、ここは素直に交換しておいた方が無難だと思います。

タイミングベルトの交換費用はいくらする?

本当はタイミングベルトを交換するなら、同時にウォーターポンプを交換しておいた方が良いです。とりあえずタイミングベルトの交換費用だけ見てみると以下の通りとなります。

タイミングベルト交換費用
  • タイミングベルト代:約5,000円
  • 工賃:約30,000〜50,000円

合計:約35,000〜55,000円

上記を見ると部品代よりも工賃の方がかかることがわかりますね。ちなみにウォーターポンプの交換にかかる費用は以下の通りです。

ウォーターポンプ交換費用
  • ウォーターポンプ代:約10,000円
  • 冷却水:約3,000円
  • 工賃:約10,000〜50,000円

合計:約23,000〜63,000円

タイミングベルトの交換と同時に交換すれば工賃は安くなります。

まとめ

今回はタイミングベルトについて見てきたわけですが、タイミングベルトがいかに重要な部品かおわかりいただけたことと思います。

脅かすつもりはありませんが、タイミング・ベルトが切れてエンジンが止まると、同時にパワーステアリングが効かなくなります。

同時にブレーキの倍力装置も働かなくなるので、

  • マニュアル車なら最初の2回
  • オートマチック車なら最初の1回

でブレーキが効かなくなります。車検に出してタイミングベルトの交換を勧められたら、ためらわずに交換することをお勧めします。

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