今回は車の廃車基準について紹介したいと思います。
- 自分の車はまだまだ乗れるのか?
- 廃車にしたほうが良いのか?
- そもそも廃車基準ってあるのか?
どんな車も、いつかは廃車という選択をする日がやってきます。
でも、何を基準にそれを判断するかは難しいもの。廃車にするかどうか迷っているあなたに、その基準を提案します。
性能や経済的な部分を考慮した時、何をメインに廃車を決定すれば良いのでしょうか。
目次
廃車の基準になる5つのポイント!
(1)走行距離や年式
一昔前は「車の寿命は10年10万km」と言われ、それが目安になっていました。
しかし、
現在の車は性能も格段に上がっており、15万km以上、15年以上前の車でも平気で乗れる場合がほとんどです。
さらにメンテナンスの状況によって、同じ距離でも性能に差が出るのは否めません。10万kmではまだまだ大丈夫でしょうが、目安は20万kmあたりでしょうか。
やはり色々な所にガタがきたり、不具合も目立ってくるはずです。
軽自動車に関しては小型である、耐久面で普通車に劣る部分があるので、20万km以下で判断が必要な場合もあるでしょう。
年式に関しては8年落ちの車でもかなりの過走行でロクにメンテしていないなら危険でしょうし、15年落ちの車でも走行距離の伸びが適切でマメにメンテしているならまだまだ乗れます。
古いからダメと判断するより、走行距離やメンテの状態などを基準にすると良いでしょう。
(2)修理代が高額な時
事故などで車を大きく損傷した場合、修理代がかなり高額になることがあります。
もしも新車価格以上にかかってしまうなら、新車に買い換えて事故車は廃車にするのがベストでしょう。
車に特別な愛着があって手放したくないなら別ですが、そうでないなら新車代以上の修理費をかけるのは非効率的です。
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(3)古すぎて部品がない
あまりに年式が古いモデルだと、部品の生産が廃止されていることがあります。
改造パーツならまだしも、修理に必要な部品がない場合はどうしようもありません。
修理せず乗ることはリスクが大きすぎますから、廃車にするしかないでしょう。
(4)車検時期に達する前
車を買い替える多くの人は、車検が切れる時期を一つの目安にするはず。
車検代は車にかかる費用のうちでも高額ですから、払ってすぐに廃車となるともったいないですよね。
したがって、
車検が切れるギリギリにと考える人が多いのです。
逆に車検を受けたばかりなら、あと2年は待とうかな、と判断するのも1つの目安でしょう。
(5)不動車になってしまった
乗らずに放置していたら車検切れで動かせなくなった、大雨で車が浸水して動かない…。
様々な理由で動かせない不動車。
所有し続ければ税金がかかってしまうので、今後一切使うことがなければ中古車として売るか廃車するかになります。
当然高く売れるなら中古車として買い取ってもらったほうが良いのですが、本当に長い間放置しっぱなしで状態が悪いなど、廃車にせざるを得ないケースもあるでしょう。
ただ、一度は買取業者に見てもらってからの判断をおすすめします。
廃車の基準は「人それぞれ」
ここで紹介した基準は、あくまで一例であって廃車基準の明確な定義ではありません。
たとえ20万km以上走っていてもちゃんと整備していれば乗れる車はたくさんありますし、真新しい車でも事故で大破してしまったら高額な修理代を出したくないと考える人もいるでしょう。
海外では20万、30万kmは当たり前のように乗っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は車の廃車基準について紹介しました。
廃車の基準はキチンと定義されていませんが、整備やメンテがきちんとされている場合は20万km以上でも十分に走ることは可能です。
しかし、
先ほども書きましたが車を所有するメリットがないのであれば廃車に踏み切るのも一つの手です。
ぜひ参考にしてみて下さいね。
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