中古車の売買には主に2つの方法があります。

1つ目は中古車販売店から買う方法で、ごく一般的ですよね。そして2つ目は個人間売買という方法です。

実は諸外国ではこちらの方が一般的なやり方で、モータリゼーションの先進国であるアメリカでも個人間売買は盛んです。

リアガラスに「for sale $1000」と書かれた紙を置いて走っている車を見かけることはよくあります。

そこで今回紹介する「ガリバーフリマ」は、個人間売買を仲介するサービスになります。「ガリバーフリマ」は2015年9月に「クルマジロ」というサービス名で始まりました。

そして2017年6月に「ガリバーフリマ」に名称を変更します。サービス内容は、

ガリバーフリマのサービス概要
  • 車の査定
  • 名義変更などの書類手続き
  • 成約後の入金手続き
  • 車両の輸送

などのサポートを「ガリバーフリマ」が行うというものです。この記事では、

  1. ガリバーフリマの手数料について
  2. ガリバーフリマのメリット・デメリット
  3. ガリバーフリマの利用上の注意点

についてお伝えしたいと思います。

ガリバーフリマの手数料は高い!?

「ガリバーフリマ」では、

  • 会員登録料
  • 会費
  • 出品料

などは無料です。売買成立時に出品者と購入者の双方から手数料を徴収しています。ガリバーフリマの手数料は以下の通りとなっています。

【出品者】が支払う手数料

出品者受取価格 出品者手数料
〜200,000円 20,000円
200,001円〜300,000円 30,000円
300,001円〜400,000円 40,000円
400,001円〜500,000円 50,000円
500,001円〜1,000,000円 60,000円
1,000,001円〜 出品者受取価格の6%

引用元:ガリバーフリマ 手数料

【購入者】が支払う手数料

車両本体価格 購入者手数料
〜200,000円 28,000円
200,001円〜300,000円 38,000円
300,001円〜400,000円 48,000円
400,001円〜500,000円 58,000円
500,001円〜1,000,000円 68,000円
1,000,001円〜 車両本体価格の6%

引用元:ガリバーフリマ 手数料

この手数料を高いと見るか安いと見るかは人それぞれでしょう。後述しますが「ガリバーフリマ」を利用するメリットもあるからです。

ガリバーフリマでの売買の流れは!?

「ガリバーフリマ」で売買する場合は出品者も購入者もユーザー登録をすることが必要です。流れは次の通りです。

ガリバーフリマでの【売買】の流れ
  1. 登録後、購入する場合は出品されている車の中から選び、疑問点などがあれば画面のコメント欄に質問を書き込みます。
  2. 出品者とやり取りをし、購入する場合は出品者へ購入申請手続きを取ります。
  3. 出品者が購入申請を承認した場合、金融機関の5営業日以内に代金を振り込みます。
  4. 振込が確認されると出品者はガリバー店舗に車を納車します。
  5. 「ガリバーフリマ」で名義変更手続きを行った後、購入者はガリバー店舗に車を引き取りに行きます。

以上がガリバーフリマを利用した際の一連の流れになります。ネットオークションやフリマアプリの様な感じで時代に合った売買方法と言えますね。

ただし当然、ガリバーフリマにもメリットやデメリットはあります。

ガリバーフリマのメリットとデメリット

次は「ガリバーフリマ」で車を購入する場合のメリットとデメリットについてです。

ガリバーフリマ4つのメリット

ガリバーフリマで車を購入する場合、主に次に紹介する4つのメリットがあります。

(1)消費税0円で購入できる

中古車店で100万円の車を買うと8万円の消費税を取られます。

2019年10月から、消費税は10%になりますので、そうなると10万円も取られることになります。ですが「ガリバーフリマ」は個人間売買ですから消費税を払う必要がありません。

(2)ガリバーの査定済みなので安心できる

中古車を専門に扱っている「ガリバー」が車の状態をきちんと査定しているので、中古車店で購入する場合と同様の安心感を得ることが出来ます。

(3)書類の手続きを代行してくれる

名義変更や車庫証明などは個人でやるとなると、なかなか厄介な作業となります。これらの作業を「ガリバーフリマ」がすべて代行してくれるので面倒がありません。

(4)匿名で取引できる

出品者も購入者も匿名でやり取りをするのでプライバシーが守られます。顔を合わさず取引が完了します。

ガリバーフリマ4つのデメリット

メリットもあればデメリットも当然あります。次はガリバーフリマの4つのデメリットについて紹介します。

(1)車を確認できない

買う前に試乗はおろか現車を見ることが出来ません。

ネット上の画像のみで現車を確認することになります。いくら査定済みとは言っても一抹の不安が残るところです。

(2)手数料が高め

購入する場合は購入者手数料を支払うことになります。

詳細については先ほど紹介した「ガリバーフリマの手数料は高い!?」を御覧ください。この金額についてはさほどではないかも知れませんが、これに加えて代行手数料が取られます。

これが割高で総額9万円かかります。

代行手数料9万円の内訳(消費税込)
  • 登録代行手数料(実費含む):30,000円
  • 車庫証明代行手数料(実費含む):10,000円
  • ナンバー変更手続き費用:8,000円
  • 自賠責保険代行手数料:6,000円
  • 陸送代金:36,000円

注1:離島の場合は、陸送費の実費と36,000円との差額。
注2:車庫証明が不要な場合は、車庫証明代行手数料は無料。

(3)出品台数が少ない

「ガリバーフリマ」は累計出品台数80,000台を謳っていますが、現状の出品数は7000台程度に留まっているようです。

一見、多いように見えますが、自由に車を選ぶための母数としてはいささか心許ない数字です。

(4)出品者との連絡手段が乏しい

コメント投稿欄の他にはガリバーフリマ事務局へ電話かメールで問い合わせることしか出来ません。

匿名性を担保するためとは言え、いささかお粗末ではないでしょうか。

ガリバーフリマの利用上の注意点

「ガリバーフリマ」を利用する上での注意点を購入者の立場から見てきましたが、要はメリットとデメリットを天秤にかけた時にメリットの方が勝る場合に利用するようにして下さい。

ただ、車を出品する立場から見ると登録料金も会費も無料で、売買が決まるまで自由に乗っていていいというのはメリットかも知れませんね。

まとめ

以上、今回は個人間売買のサポートサービスである「ガリバーフリマ」について見てきました。

ヤフオクなども個人間売買のサポートサービスですが、車の場合は高額であることと書類の手続きが煩雑であることがネックになっていました。

これらを払拭したのが「ガリバーフリマ」というわけですが、購入する際にはメリットとデメリットを良く理解した上で利用するようにしましょう。

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